2013/08/29

素材の事①



コンクリート

我が家はコンクリートの外部側に断熱をしているので、内部はコンクリートそのものがたくさん見えています。

いつだったか、テレビで菊川怜さん(東京大学建築学科卒業、コンクリートが卒論のテーマだったとか)が
“コンクリートってほんと赤ちゃんのようなんです~!”
と???な事を言っていたのですが、今は少しわかる気がします・・・勝手な解釈ですが・・・

それはそれはそのときの微妙な生まれ・育だちによりコンクリートが変わるんです。
そりゃ、生まれがすばらしかったり、育て方が抜群だったりすれば一律よい子ができるかもしれないのですが、なかなかの予想外に育つことも多々あります。

世の中の一見きれいなコンクリート面はだいたい以下の3つに分類されるのではないでしょうか。
①最初から奇麗にできやすい高さ・形だったり、型枠の加工がされているもの・・・塀とか
②生まれ育ちがすばらしい・・・つまりすごぶる技術力のある工務店の施工
③うま~く!?化粧をして外見を取り繕ったもの・・・・化粧専門の職人さんがいるんです


実は我が家も余りに予想外であったため、化粧を専門とする職人を呼びました。
何しろそれそのものが仕上げですから・・・。
少しお試しで化粧してもらったのですが、これがどうにもこうにも私たちになじまない。
1時間程で申し訳ないが帰っていただきました。

結局、予想外だけこのままでまあいいかの結論。

2年経って本当に思います。
これでよかった。
写真はその一部です。
いまだにどうしようかという場所もありますが、おおよそ味わい深いです。


(そ)




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